2008.12.11
捕鯨かな、保鯨かな。
日本の鯨はちゃんと情報公開とコンプライアンス(法令遵守)できてるかな。
12月9日(火)午前11時から参議院議員会館第四会議室で、世界8カ国グリーンピース首脳による記者会見が行われました。星川淳グリーンピースジャパン代表は「日本では、来年早々グリーンピースジャパンの職員ふたりの公判があり、彼らが違法捕鯨を告発したことで逆に逮捕されたのは不当、きちんと裁判で明らかにしたい」とコメントしました。写真ひだりから4番目は元捕鯨の漁師さん(ヨーロッパの)。「自分が鯨を捕っていたときは、NGOの人たちをうざいと思っていたけど、今は鯨のことを真剣に真面目に考える人たちなんだなと思っている」とコメントしていました。
えっ、くじらって捕っちゃいけないんだっけ、でもスーパーで売ってるよ、という人も多いかも。そうなんです。日本はくじらを捕ってるし、スーパーでは売ってます。でも、くじらは絶滅危惧種らしい。海の憲法といわれる国連海洋法条約の第65条では「締約国は海洋ほ乳類の保存のために協力するものとし、鯨類については国際捕鯨委員会等の国際機関を通じて管理を行う義務がある」と書いてあるし、ワシントン条約(絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約)では「シロナガスクジラ、ザトウクジラ、ミンククジラの商業目的での貿易ならびに海からの持ち込みを禁じている」んだって。エコ、生物多様性、生態系、というコトバに注目があつまるこの頃。くじらが環境省じゃなくて、水産庁の管轄にあるのは、違わない?。まず環境省の受け持ちにして、増えたらまた捕ろうよ、というんじゃいけないのかな。
(鯨肉を)証拠として東京地方検察庁に告発した件で、入手方法について逮捕起訴されている佐藤潤一と鈴木徹というふたりのグリーンピースジャパンの職員は来年早々にも公判を控えています。彼らに対する支援と連帯の意味を込めて。もし調査捕鯨における不正を暴いて、南極海で鯨が不必要に殺されることを防ごうとすることが違法であるというのであれば、世界でたくさんのひとたち、グリーンピースには290万人のサポーターがいて、25万人の釈放要請が届いていますが、みんな同罪なのではないか、という(のが今回の記者会見の)主旨のひとつです。(星川淳グリーンピースジャパン代表)
マエキタミヤコ
コピーライター
コピーライター。環境NGOのための 広告クリエイティブ・サステナ代表。社会をエコシフトするキャンペーン「エココロ」「100万人のキャンドルナイト」「ほっとけない世界のまずしさ」「フードマイレージ」など企画。上智大、立教大、東京外国語大で教鞭をとる。主著「エコシフト」。