2009.05.22
カンヌ・レポート第10回
下馬評ではオディアールが一歩リード。
5月21日9日目。
映画祭も終盤。ということで、コンペ作品のの下馬評をご紹介します。
こちらでは、期間中、日刊で情報誌が発行されますが、フランス系の「ル・フィルム・フランセーズ」とイギリス系の「スクリーン」には、批評家たちによる星取り式の作品評価表が掲載されます。「ル・フィルム・フランセーズ」は、5段階評価、「スクリーン」は、5点満点の点数方式です。

今までのところ、「ル・フィルム・フランセーズ」で、最も評価が高いのは15人の批評家のうち7人から最高のパルムドール・マークを得ているジャック・オディアールの『アン・プロフェット』。それにマルコ・ベロッキオ、ペドロ・アルモドバルが続きます。
「スクリーン」では、やはりオディアールの『アン・プロフェット』が3.4で最高、ジェーン・カンピオンの『ブライト・スター』が3,3、ペドロ・アルモドバルの『ブロークン・エンブラスイズ』の3,2が続きます。
もちろん、毎年、下馬評通りにはいかず、サプライズの結末が待っているのですが......。
2009.05.22 | CULTURE
立田敦子
映画ジャーナリスト
大学時代から始めたライター&エディター業を開始、徐々に映画ジャーナリストの道へ。映画祭や海外出張などでインタビューする映画人は、年間200人ほど。フィガロジャポンやキネマ旬報等に映画評、コラム、インタビューなどを執筆。