2008.09.24
陶芸家・イイホシ ユミコの「Fuyu no hi」
9月初め、西池袋で開催された合同展示会「FOR STOCKISTS EXHIBITION」。そこで私が目にした、陶芸家・イイホシ ユミコによる、やわらかな色の器たちを紹介します。
今回の器のシリーズ名は「Fuyu no hi」、サブタイトルは「For a winter's day」。冬の日に温かいスープをのむための器なんだとか。どうしてこの色を選んだの?そんな私の質問に、冬の日だまりの中で、スープがはえる色にしたかった...彼女はそう答えました。
彼女のもうひとつのこだわりは、深さと直径のバランス。たっぷり感を味わえるこのサイズは、どうしても譲れないポイントだったようです。
ちなみに底の裏には、洗った後に、水がたまらないような工夫が...。生活に根付く可愛いアイデアが笑顔を誘います。
彼女の作品には、手づくりには作り手の手跡が残らないように、プロダクトは味気ないものにならないように...そんな気持ちが込められています。手づくりとプロダクトの境界にあるもの...それが彼女の作風なのです。
今回はプロダクトなので、これからいくつかのお店にお目見えするはず。
スープが似合う器、冬の食卓にぜひ加えてみては。
問 info@y-iihoshi-p.com http://www.y-iihoshi-p.com
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2008.09.24 | CULTURE
作原文子
インテリアスタイリスト
岩立通子氏のアシスタントを経て、'96年独立。本誌をはじめとする雑誌、広告、カタログでのスタイリングを中心に活動。昨年は初めて映画の美術にも参加。知る人ぞ知る、かなりのアナログ人間。