2010.11.24
おしゃれなポンドショップ、ロンドンに登場!
イギリスのポンドショップは日本の100円ショップと同じシステムのお店で、日用品や雑貨などが1ポンド均一で売られる便利なショップ形態。
最近ロンドンの街に、おしゃれなデザイナーグッズを販売するポンドショップが期間限定でオープンしていました。普段は何かと割高なデザインプロダクトがなんと全て一ポンド、というわけでオープニングの日には狭い店内は大混雑!何しろ全て一ポンドで買えるって、本当にワクワクするショッピング体験です。
一週間のみの短いオープン期間の今回の会場は、ロンドンはイースト、Bethnal Green駅近く。

元美容サロンの店内はインテリアデザイナーAsif (http://www.asif-khan.com/)の手により大変もしろい雰囲気へと様変わり。麻とロープのグリッドで、チープでも高級でもない、クリエイティブな空間を演出してお見事。



アイデアの効いたポスターやポストカードを始め、布のエコバッグは飛ぶ様に売れていました。薄いプラスチックがレーザーカットされたステッカーや木のアルファベットに卓上カレンダー。それからこちらは豚の鼻の形のボタン。


今回3度目を迎えるこのポンドショップは前回にも増してハイクオリティーなプロダクトが並んでいて刺激的。一体これらは一ポンドで採算が取れるんだろうか!?と驚くべき物ばかり。

私は親友二人とチームを組んで、Howe-Ikonen-Seki というブランド名でPerfect Match というポストカードを販売しました。これはポストカードに付いたマッチボックスを開けると中にミニチュアキットと説明書が入っていて、ボックスの上にそれぞれスイミングプール、卓球台、キャンプセット、または鳥小屋を自分で組み立てられる様になっているキット。各100個のキットを作る手間と時間はもうボランティアの世界でしたが、実はコストはとってもロウ。日々の仕事の合間の楽しいイベントとしてワイワイ制作した我々3人。成果あってこちらめでたく完売しました!


店内にはコーヒーも1ポンドでサービスされていました。

こちらはプロダクトの束を手にレジに並ぶ人々。

さてこのポンドショップの仕掛人はHousehold(http://www.house-hold.org/index.php)とSara Melin。RCA(ロイヤルコレッジオブアート)を2008年に卒業したクリエイティブ集団で、こんなご時世にぴったりのポップアップショップを考案して大ヒット。来月にはポンドショップはSomerset House美術館内のイベントとしてクリスマスショップを展開するので、こちらもまた楽しみです!
Householdの活動はローテクの良さを活かしたアイデアがなんとも楽しく私もファン。またこのコラムでも改めて紹介したいと思っています。
ポンドショップのフライヤー。

(2010年11月現在、£1は約134円)
せきなつこ
イラストレーター
慶応義塾大学卒業後に渡英。2005年ブライトン大学イラスト科を修了。アンティークの本、雑誌、手紙、楽譜などの紙素材に、自らの写真、ドローイングをコラージュし、シティスケープを描く。最近はルイヴィトンジャパンのブック、松屋銀座のポスターのイラスト等を手がける。2008年4月にはギャラリーロケットにて初個展を開催。