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ロンドン業界を盛り上げる、It's Nice That !

2010.02.17

ロンドン業界を盛り上げる、It's Nice That !

Will とAlexのデュオが活動をスタートしてからまだほんの数年。けど時を経るにつれその活動を耳にする機会が増えて来ました。彼らのまわりでは、どうも、ロンドンのグラフィック・イラストレーション業界の人々が、アーティストが、若手も大物もうろうろとしているのです。

どんな活動をしているのでしょう?
まず彼らはIt's Nice That--"それいいね"というウェブサイト (www.itsnicethat.com)を毎日更新します。

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彼らが注目するアーティスト、その作品、ビデオクリップ、アート・デザイン関連のイベントや出版物などがなんでも、短いコメントと共に次々にアップされます。似た様なブログサイトは他にもあるけど、日々アップされる量からして、彼らは本気で探していて、それが仕事。軽いノリの紹介もあれば、すごいイチオシしている時もあるけど、チョイスはとてもコンテンポラリーで、ビジュアルがキャッチーだったり、コンセプトが興味深かったり。彼らの専門はグラフィックデザインですが、集めてくるジャンルは幅広いので私もちょこちょこ覗いているし、人気のサイトなんです。15日のIt's Nice Thatにアップされていたロブ・カーターのビデオクリップは少しスヴァンクマイエル的ともモンティパイソン的とも言える音と映像で私もすっかりはまってしまいましたが(www.robcarter.net/Video1.html)、とにかく世界中のあちこちから、いい感じのものを、探してくるIt's Nice That。

Will とAlexは情報を集めて発信するだけでなく、アーティストに積極的にコンタクトをします。彼らがもう一つの活動として数年前から始めた"If You Could"-- "もしできるとしたら" の最初の展覧会開催にあたっては可能な限りたくさんのアーティストに熱心に声をかけて「もしできるなら何がしたい?」というテーマで自由に作品提出を募った。ショー自体がポピュラーとなってきた四度目にあたる今年のIf You Couldでは、すでに名の知れる大物アーティスト達に、"If You Could Collaborate" "もしもコラボレーションできるとしたら"という題目でコラボレーションの相手を選んでもらい、一年間かけてコラボ作品制作をしてもらう形をとった。

If you Could Collaborate のオープニングでは2000人を超えるRSPV、果たして実際の来場者数はわかりませんが、エントランスには長蛇の列で、会場は満員。作品もとっても興味深いものばかりだし、色々な人に出会えて私も多いに満喫!

ロンドンはホクストンエリアの近くにある A Foundation Gallery にて開催でした。

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こちらはミュージシャンのポートレイト画などに定評があり、業界でもファンが多いIan Wright氏( /www.mrianwright.co.uk/ )。

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手描き文字の達人Job Wouters氏( www.jobwouters.com/) のビデオワーク。

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私の撮った写真は数枚で雰囲気があまり伝わらないかもしれませんので、興味のある方は、ぜひこちらのサイトからチェックしてみて下さい! ( www.ifyoucould.co.uk/collaborate )

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同展覧会の作品で、Julien Vallee(www.jvallee.com/ )とNous Vousのコラボレート作品より。

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その他、アーティストのスクリーンプリントを作成、販売したり、出版物にしたり、アーティストを招待してトークショーを開催したりと、彼らの業界を盛り上げる活動は、雑誌等にも紹介されます。日本や他の国でも、こういった新しい形のキュレーター的な、オーガナイザー的な動きは常にあるかと思いますが、ロンドンで、WillとAlexには今後も期待です!

紙を切り抜いて作る精緻で素敵なイメージが大人気のRob Ryan氏 (rob-ryan.blogspot.com/) の作品と、Jason Munn氏の作品と。If You Could 2008のエディションプリントより。

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