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ケイティ・ペリー@MTVアンプラグド

2009.11.28

ケイティ・ペリー@MTVアンプラグド

1989年からスタートし、一世を風靡したMTVアンプラグド。電子機材に頼ることなく音楽本来の魅力を引き出し、オーガニックなサウンドの温もりなどを堪能するショウとしても、また、古い建物を会場に使用するなどした雰囲気溢れるゴージャスなショウとしても話題を集めてきました。1999年にコアーズやアラニス・モリセット(これは観に行かせていただきました)、シャキーラ等の出演で一旦幕を閉じましたが、それ以降はアーティストの要望に応じながら、不定期に開催・放送している様子です。


そんななかで今月中旬に届いたのがケイティ・ペリーのアンプラグド作品。今年はレディー・ガガの話題が何よりミュージック・シーンを席巻していたけれど、一昨年はケイティ・ペリーが世界的大ヒットとなった「キス・ア・ガール」を筆頭にヒット曲を飛ばし(今年も「ウェイキング・アップ・イン・ベガス」がヒット)、昨年に引き続き「MTV Europe Music Awards 2009 」の司会に抜擢されるなど、快進撃は続いています。デビュー・アルバム『ワン・オブ・ザ・ボーイズ』は既に世界で500万枚をセールスしているほどです。

FIGARO056A.jpg自宅のTV画面から撮影したので、映像が悪くて申し訳ないのですが、こんな感じ。


トークの上手さは以前ご紹介した来日公演の模様にも書きましたが、なんといってもケイティはデビューを果たすまでにIslandやColumbiaといったレコード会社との契約するものの、なかなかアルバム・デビューできず、デビュー・アルバム『ワン・オブ・ザ・ボーイズ』のために65曲以上作ったという苦労人&努力家。今では才能が認められて、ケリー・クラークソンなどに曲を提供し、自分も次のアルバムに向けてせっせと新曲を書き溜めているようです。

FIGARO56B.jpg歌はもちろん、フレンドリーなトークも楽しいケイティのショウ。


新人として早くもMTVアンプラグドに登場した彼女は、クリスティーナ・アギレラと比較されるほどの歌唱力を持ちながらここでは抑え目にし、ジャズ風にアレンジした「キス・ア・ガール」や、まるで暖炉の前で聴いているようなストリングスの暖色系の音色に包まれた「シンキング・オブ・ユー」などを披露。他にも17歳の時にミュージシャンとして成功することを夢見て田舎から大都会へ出てきた当時のことを歌った「ロスト」、ファウンテインズ・オブ・ウェインのカヴァー曲「ハッケンサック」や、未発表曲である新曲「ブリック・バイ・ブリック」なども歌い、合計7曲をCDとDVDに収録しています。

FIGARO56C.jpg大好きな40年代を意識したというヘアスタイル。

アンプラグドに出演することを楽しみにしていたケイティは大好きな40年代を意識したヘアスタイルで登場するなど、オシャレな雰囲気も楽しんでいます。2010年春夏パリコレクションでは大尊敬するカール・ラガーフェルドのショーを訪れて、彼にインタヴューするなど、多角的に活躍中。このDVDにはケイティへのインタヴュー映像も収録されていて、ケイティの素顔を垣間見ることができるし、やはり冬が深まっていくこの時期に、ほっこり心が温まるアンプラグド作品は嬉しい音楽の贈り物のように感じます。輸入盤でしか入手できませんが、ぜひチェックしてみてください。

i4.jpgケイティ・ペリー『Unplugged: Live/+DVD』


*to be continued

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2009.11.28  |  CULTURE
COLUMNIST

伊藤なつみ

音楽ジャーナリスト

フィガロジャポンでは音楽ページとRendez-vousのページをメインに原稿を執筆。マドンナ、デヴィッド・ボウイ、U2、クインシー・ジョーンズ、ビョーク、レディー・ガガをはじめ、洋楽邦楽問わず多数のアーティストに取材。
・ELLEgirlでの連載ブログはこちら
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・Twitterはこちら

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