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第14話:「New コラボレーション, なう」

2010.06.21

第14話:「New コラボレーション, なう」

フレッシュな気分にさせてくれた西海岸出張から帰国後、ふりかえれば怒濤のような仕事漬けの二ヶ月でした。

ヒートアップした頭の中をクールダウンするため、伊東まで露天風呂と美味しいご飯を求めて足をのばし、

k_1.jpg 海のむこうにみえる大島を眺めながらお風呂に浸る。私のお気に入りの場所。

 

k_2.jpg 季節のはしり、稚鮎に舌鼓をうつ。日本人でよかったと思える瞬間。

煮詰まり気味の気分転換にと大相撲観戦して、

k_3.jpg 生きた日本の伝統美を目の前に。結構、感動が深い。

浅草界隈で本格江戸前寿司に舌鼓をうちつつ、

k_4.jpg 建設中を見られるのは今だけ。スカイツリーを眺めつつ、隅田川をそぞろ歩く。

その道40年以上の親方の深いイイ話に聞き入り、蓄積疲労を避けるために残業後の深夜、整体や足ツボマッサージに何度か駆け込み、はたまたルブタンの靴やサンローランのドレスなど狙っていた夏物をニンジンに、

k_5.jpg リボンディテールのクチュール風ドレス。ツボです。

適度に自らを甘やかせ、まいってしまいそうな気持ちと体を鼓舞し、そして遂に、秋に立ち上げる2ショップのお披露目を先日、晴れて無事にすることができました!!

「aquagirl ON THE STREET」のリボーン、そして「AG by aquagirl」の誕生です。

それらの内容についてはまた別途お話する機会を設けるとして、この2ショップの立ち上げというお仕事にディレクターとして関われたことで巡り会った感動、新たにできた絆があります。それについて少々。

何と言っても、まずはイラストレーターの永宮陽子さんと、彼女のお仕事のサポートやマネージングをご担当されているVISION TRACKの西野のぞみさんとの出会い、そして協業。

k_6.jpg 左が永宮陽子さん、右が西野のぞみさん。堂島ホテルのラウンジにて。

今回の「aquagirl ON THE STREET」のリボーンにあたっては、ショップ名の響きから躍動感、快活感、ぷっと笑えるやんちゃさをファッションフィルターを通してお店の内装に具体的に表現したいと考えていました。内装プランが進むにつれて具体的にはそれをイラストレーターさんとのコラボレーションでできないかと話が具現化。インテリア含めた内装プランを依頼したPEBBLEの三橋崇さん快諾のもと、壁のいたずら書きや、

k_7.jpg aquagirl ON THE STREETのお披露目会用に描いて頂いた 壁のペインティング。

マネキンのお顔という形で実現します。

k_8.jpg 同じくお披露目会用に描いて頂いたマネキンの顔のイラスト一例とそれをもとに製作されたマネキン群。

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私は永宮さんの描く女性の洗練感とセンシャル感に惹かれます。とりわけ線のタッチが最高!その繊細感とシャープな躍動感のバランスが個人的にはツボで、実際アクアガールが目指すイメージを表現して頂くのにぴったり。彼女にこのお仕事をお願いした理由はそこです。

出会いはいたってシンプル。

ネット上でみた彼女の作品に一方的に一目惚れし、

k_10.jpg 永宮陽子さんの原画より、私のお気に入りの一つ。

直感を信じて面会アポイントをとり、速攻で活動拠点の大阪に飛び、今回のプロジェクトのお話をし、承諾を得たという感じです。お話の中で知ったことなのですが、彼女は活動がワールドワイドで、実際ロンドンにも活動拠点をおかれていて、私の大好きなJo Maloneのお仕事なども受けられているとのこと。

k_11.jpg 永宮陽子さんの作品より。左側、Jo Malone の為の原画。

点としてバラバラと存在する好きな物が線としてつながっていく実感と感動。私にとって仕事が素敵に円滑に流れる時の大切なポイントです。今回の永宮さん&西野さんとの協業を通して仕事への真摯さ、愛情の注ぎ方が半端じゃないことにとても刺激を受けています。

そして次に、テーブルデザイナー、Rosanna Bowles氏の絵付け食器と、

k_12.jpg Rosanna Bawlesのブック。ショップで販売予定。

その独特のパッケージとの出会い。実は今回立ち上げる「AG by aquagirl」のスピリットを象徴する欠かせないアイテムの一つとなります。

これとの出会いは予期せぬ形で。

初顔合わせのスタッフ同志、ショップコンセプトをより現実的に明確にするためにでかけたロサンゼルス・バイイング出張。仕事のパートナーとなる、これまた初顔合わせの輸入を一手に引き受けて下さる女性に、とある1日、ライフグッズの問屋さんが集まるビルに案内して頂きました。

フロア全部、同時に多層階にまたがって一見すると同じかのように映るショールームが並びます。

香りや石けん、ステーショナリー、インテリア置物など様々なアイテムが所狭しと並ぶ50貨店的様相。案内して頂いた理由はそうしたアイテムを比較吟味して買付けるためだったのですが、そこに突然現れた可愛いイラストの食器とパッケージ。とにかくハッピーオーラがそのテーブルセッティング廻りに流れ、輝いて見えたのです。

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これこそ「AG by aquagirl」のテーマ「FEEL LOVE &HAPPY」と直感。

先行して決めていたインテリアコンセプト、「DOLL HOUSE」ともぴったり相性がよいこともあり、このようなアイテムやテイスト感を想定していなかったにもかかわらず、即買い付けを決行しました。この食器、シアトル発ですが、ヨーロピアンテイストをベースに考えられているとか。ケーキ皿セット、カップケーキスタンド、そしてイチオシはドールハウスのようなパッケージに収められた子供用ティーカップ&ポットのセット。

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色調もイラストのタッチも独特で、思わす幸せな笑みがこぼれます。とりわけカップケーキという題材に影響を受け、他のブランドですが、同じモチーフのエプロンや鍋つかみ用品まで勢いよく買付けしました。

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そしてさらには、子供用も!

最近知って驚いたのですが、映画SEX AND THE CITY 2 でシャーロットさんがとあるシーンで身につけるエプロンがまさにそれ。

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9月にはクリスマス向けのライフグッズの買付けをする予定です。今から楽しみ。個人的にもライフグッズの買付けを通してファッション買付けだけに留まらないお仕事の広がりができることはとても素敵だと感じています。

最後になりましたが、「aquagirl ON THE STREET」と、

k_19.jpg 6月に実施したお披露目会にて。

「AG by aquagirl」は、

k_20.jpg 6月に実施したお披露目会にて。

8月末から9月にかけてお目見えする予定です。

どうか一度是非覗いてみて下さいね★

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2010.06.21  |  
COLUMNIST

笠原安代

アクアガール ディレクター

神戸大学教育学部(現・発達科学部)卒業後、大手百貨店入社。婦人服の販売職からスタートし、アシスタントバイヤーに。3年間のミラノ駐在所勤務を経て、ワールドへ。2000年9月よりアクアガール バイヤー。現在はディレクターという立場で商品買付けのみならず、商品開発、店舗デザインや販促・PRなど多岐にわたってブランドビジネス全般に深く関わる。

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