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超カワイイの師走

2009.01.14

超カワイイの師走

12月19日

今日の夕方からしばらく、私は横浜店の販売応援のシフトに入ります。私の読みだと今度本社に戻ってこれるのは2009年の5日以降です。
少し不安。そこでこちらの原稿も締め切り前に早目にあげる体制に。通常のお仕事パターンは今週を最後にしばらくおあずけなのですが、そんなラストスパートの週にいわゆる超カワイイ出会いが幾つもありました。

まず16日にはやっとVida=Felizの前田さんのキャンドルのお教室に伺う事が出来ました。Vida=Felizのキャンドルに初めて出会ったのは阿部さんという女性のこれまた可愛いジュエリーコレクションpetite robe noirの新作を拝見しに恵比寿のお店に伺った時でした。petite robe noirは全体的に古くて優しい、長い時間大事に扱われたヴィンテージの様な雰囲気を持ちながら今のお洋服にもぴったりスタイリング出来る素敵なコレクションです。
その恵比寿のお店はpetite robe noirのコレクション以外にも昔のミリアム・ハスケルやシャネルのバッグ、ヴィンテージやオーダーメードのウエディングドレス、そしてヘッドピース等が古い家具に陳列されている、パリの小さなお店みたいな場所です。そこで見つけたお花とカメオが組み合わさった小さなキャンドルは砂糖菓子の様で、それはもう超カワイイ作品でした。
阿部さんに連絡先を貰って早速前田さんにコンタクトを取りましたが13日から金沢の21世紀美術館で展示されるキャンドル製作の為ものすごく多忙なご様子。待ちに待って前日夜、金沢から帰ってこられたばかりの前田さんをお教室に訪ねたのです。
場所は麻布台の和朗フラット、築70年の洋館の様な造りで小さなライオンの顔の付いた鉄のアーチをくぐると入り口には白い鳩のキャンドルがお出迎えしてくれるというムードタップリのシチュエーションです。

suzuki090114-1.jpg Vida=Felizのキャンドル

suzuki090114-2.jpg Vida=Felizの前田さんは声も可愛らしい

お教室ではカメリア型のキャンドルの製作中でアシスタントの方が床に、蜜蝋で花びらを1枚ずつ形作っていたり、その花びらを今度は温めながら餃子の皮の様に1枚ずつギャザーを付けていったり等と興味深い作業が展開されており、前田さんに笑われる程、凝視してしまいました。
3月にバーニーズ ニューヨークの店頭でフラワーをキーワードにしたコレクションを展開する事に決まり、そのなかにバーニーズ ニューヨーク限定のものも作ってくださる事になりました。キーワードはフラワーでメキシコです。
商談はスムーズに進みあっというまに終わってしまったのですが色々と細かい事を質問し続けてしまい、下手をすると用もなく居座り続けてしまいそうな居心地の良い場所でした。

suzuki090114-3.jpg 蝋を温めるコンロとお鍋

suzuki090114-4.jpg 蜜蝋で花びらを作る

suzuki090114-5.jpg 出来上がった花びら、このあとギャザーを寄せて立体的に

17日には本社でfur furの古川さんと打ち合わせを兼ねた、雑誌の取材を受けました。古川さんとはこの秋冬にUGGのムートンブーツをレースやファーでカスタマイズするプロモーションをやり、とても好評でした。初めてランウエイに出てきたそのムートンブーツを見た時も超カワイイと言ってしまう程パンチがありました。
09SSはリーのデニムとfur furのコラボピースを展開します。サンプルを見てデニムはもう少しハードなダメージを、逆にレース部分はもっと繊細にとお願いしました。カワイイ中にちょっとした毒々しさ、不良っぽさ、土臭い強さを表現する事が今、かっこよいかなと思っています。古川さんもその辺りのニュアンスはすぐわかって下さいました。初めて直にお会いした古川さんは学校の美術部にいそうなマイペースな可愛らしい方でした。
前日にお会いした前田さんも可愛いけどちょっと毒っけのあるキャンドルをとお願いした時、可愛らしいお顔で毒っぽいもの好きですとおっしゃっていましたがお二人供可愛いものを手がけながらもビターなものも好きっていうクールさがあり、マスマス可愛らしい、学校でもてたタイプとお見受けしました。

suzuki090114-6.jpg fur furの古川さんと供に取材を受ける

suzuki090114-7.jpg Leeとfur furのコラボスカート

最後に本日これまた超カワイイ画像がNYのオープニングセレモニーからメールされてきました。09SSにサンリオとのコラボ企画を進行中です。
彼らにとっても初めての取り組みで戸惑いが見えながらもポジティブにチャレンジしてくれるその姿勢には学ぶところがあります。
何しろ時間的な制約もあるので彼らとは毎日2回状況確認する日々ですが、お互いにちょっとレスポンスが遅いと嫌味っぽい事を言ってしまったり相手が挫けそうになると褒めあったりと体育会的な関係になっているのですが、超カワイイものを作るにはネバーギブアップの根性も必要だとしみじみ感じています。

suzuki090114-8.jpg オープニングとサンリオの進行中企画

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Chanel | fur fur | Lee | MIRIAM HASKELL | petite robe noir | UGG | Vida=Feliz
2009.01.14  |  FASHION
COLUMNIST

鈴木春

バーニーズ ジャパン ファッションマーチャンダイザー

上智大学経済学部卒業。幼少よりインドで育ち一時帰国した後、中学2年生から高校3年生までの多感な時期を再びインドで育つ。コミュニケーションの大切さを感じ、小売業への興味を抱き1988年伊勢丹に入社。89年のバーニーズ ジャパン立ち上げ期よりプロジェクトに参加。ウィメンズアクセサリーバイヤーを経て伊勢丹退社後、正式にバーニーズ ジャパンに入社。現在ウィメンズのバイヤーへのバイイングイメージや新規リソースを開拓するファッションマーチャンダイザーとして日々世界を奔走する。趣味は読書と晩酌、ウォーキング。

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