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バイイング交遊録/トム・ブラウン

2008.10.28

バイイング交遊録/トム・ブラウン

皆さん、はじめまして。
伊勢丹の婦人服(4階フロアです)チーフバイヤーをしています、小濱勇人です。
今回スタートする「連載リレーコラム」のメンバーの一人として参加させていただくことになりました。リレーコラム・メンバーの黒一点、男性ならではの視点を交え、自分自身楽しみながら、お届けしたいと思います。よろしくお願いします。

さて、本題に入る前に、皆さんはバイヤーというお仕事の内容をご存知ですか? もちろんお店によって多少の違いはあると思いますが、私はデザイナーやアーティストの皆さんが創り上げた商品・作品をバイイングという行為を通じてお預かりし、いかに良い形でお客さまにお届けするか、そのパートがお仕事だと考えています。

そして、私がバイイングをするに当たって大切にしていることは「デザイナーやアーティストの皆さんと直接お話をする」ことです。だって、創り手の方をそもそも尊敬できなければ、商品・作品なんてお預かりできません! だから、どんなに相手が有名・著名な人でも、直接お話するように日夜努力しています(色々な手を使って)。そして、最近はその努力の甲斐もあり、少しずつお話できる機会が増えてきたように思います。そんな半分私的ともとれる交遊録を通じて、皆さんが気になるファッションニュースをお伝えしていきたいと思います。

さて、第1回目の交遊録は、最近モンクレーのデザインを手掛けることを発表し、またまた熱い視線が注がれているファッションデザイナー、トム・ブラウンです。
2001年にブランドをスタートしてから、8年目。自分自身の名前を冠にしているコレクションラインのほかに、ブルックス ブラザーズ、ハリー・ウィンストン、そして前述のモンクレーのデザインを手掛けるなど、サクセスロードまっしぐらのデザイナーの一人です。

トムとの出会いは、トムのビジネスパートナーのMIKIさんからの紹介でした。そのときトムはコレクションをスタートしたばかりで、私はバイヤー駆け出しの頃。ずいぶん差がついたものです・・・。

また、俳優業もやっていた位のイケメンで、神様は本当に不公平なものです・・・。

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さて、そんな愚痴はさておき、09年春夏のコレクションを見てきました! 彼のコレクションはまさにエンターテイメント! 毎回楽しみにしているコレクションの1つです。
今シーズンは、往年のテニスプレイヤーのビョンボルグをイメージリソースに、まじめなトラッドスタイルと思いきや、チュチュが付いたブレザーやアンバランスなスーツetc.
さすがトム、やってくれます! 今回もおもいっきり楽しませてもらいました。

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そして、コレクションの興奮冷めやらぬ中、一息ついているトムを直撃! 前々から相談をしているコンバースとのコラボレーションの件で打ち合わせをしてきました。今年、コンバース誕生100周年(皆さん知っていました?)を祝し、12月3日から伊勢丹で開催するエキシビション用のコラボシューズについての打ち合わせです。

彼が手掛けるさまざまなコラボレーションと比べれば、小さなプロジェクトですが楽しそうに、また真剣に考えてくれる、本当にいい人です。

神様は・・・とまた愚痴をこぼしそうです。

さてさて、スニーカーもデザイナーに負けず劣らず(笑)なかなかの出来栄え。春夏コレクションで使われていたトリコロールカラーのリボンを使った、編み込みスニーカーです! どこよりも早く、皆さんにお見せしちゃいますね。

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ハンドメイドの為、何足作れるかわかりませんが、レディースサイズもありますので、皆さん12月3日からのエキシビションに是非遊びに来てくださいね。また、これを機にトム・ブラウンをご存知なかった方、またはご存知の方も、彼の今後の動向に注目です!

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2008.10.28  |  FASHION
COLUMNIST

小濱勇人

伊勢丹 婦人チーフバイヤー

1995年伊勢丹に入社、解放区バイヤー・タグラインバイヤーを経て2008年に現職。ディレクション・バイイング業務の傍ら、さまざまなエキシビション・プロモーションを企画。過去には、「ヘルムート ニュートン バイ コムデギャルソン」「UK JACK,OK!」「ヴィジョネアーDECADES」「Caperino&Peperone」「DOVER STREET MARKET ISETAN」「アート コンビニエンス ストア」を手掛ける等、その手腕に注目が集まる。

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