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バイイング交遊録/阿部千登勢さん

2008.11.25

バイイング交遊録/阿部千登勢さん

皆さん、こんにちは。伊勢丹の小濱です。リレーコラムも2回目。
依然まとめるのに時間はかかりますが、色々なことを改めて考える良い機会となり、楽しみながら書いています。

前回ご紹介したコンバース100周年エキジビション、いよいよ開催間近になってきました。トム・ブラウンのほかに、マスターマインド・ジャパン、ナンバーナイン、リバティーンによる限定モデルもありますので、皆さんお誘いあわせの上、遊びにきてくださいね。12月3日から1週間の開催です。

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さて、第2回目の交遊録は、今年ブランド誕生10周年を迎えた、ファッションブランド「サカイ」のデザイナー、阿部千登勢さんです。
1999年にブランドをスタートし、国内はもちろん、海外のおしゃれなファッションストアに軒並み取り扱われるなど、前回のトム・ブラウン同様サクセスロードまっしぐらのデザイナーです。
私の周りにはそんな人ばかりで・・・本当に嫌になります(笑)。

「サカイ」との出会いは、私がまだアシスタントバイヤーだった頃、知人のエディターに紹介されて行った展示会でした。ひと目見て、絶対に買い付けしたい!と思いましたが、そのときの私には交渉力がなく、あっけなく撃沈でした(笑)。
でも、その後の展示会に毎回お誘いいただくようになり、他のバイヤーと一緒に熱烈なラブコールを送り続けた結果、念願かなってリ・スタイルでお取り扱いがスタート。
今では人気・実力ともに看板ブランドの1つです。

そんな過程を経てお取り扱いがスタートした「サカイ」ですが、今年の9月にブランド誕生10周年を記念した、ブランド初のエキジビション、「サカイ ザ・ステージ」を開催しました。

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今年3月のパリコレ中に、デザイナーの阿部さん、営業担当の島田さん、そして「サカイ」を担当している須藤バイヤーの4人で食事をした席で意気投合し、一気に駆け抜けて実現した企画です。

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エキジビション初日には、たくさんのお客さまにご来場いただき、須藤バイヤーは感激のあまり泣いてしまったほどです(暴露してすみません、でも良い経験でしたね)。
エキジビション自体も、もちろん大成功! 思い出深い企画の1つになりました。

また、10月には10周年を記念したディナーパーティに須藤バイヤーとともにお招きいただきました。錚々たる顔ぶれの方が集まる中、阿部さんの心遣いが伝わる、とても気持ちの良いパーティでした。
今年1年を振り返ってみると(デザイナーの阿部さんを差し置いてすみません)、これまでの「サカイ」では考えられないほど、アクティブな1年だったと思います。
もちろん10周年というメモリアルもあったと思います。でも、私は阿部さんがこの先の10年を見据え、「ブランド」を強く意識しているように感じました。

「ブランド」とは、創り上げた商品を販売するだけでなく、商品の良さをお客さまにお伝えするさまざまな活動を伴って、はじめて呼べるものだと思います。伝え方はそれぞれですが、時間・労力・お金を必要とするので容易にはできません。でも、とても大切なことだと思います。
その大切さを理解し、自らのブランドに投資をする阿部さんの姿を見て、これからの「サカイ ブランド」がますます楽しみです!

年明けの1月には春夏の最新コレクションが立ち上がります。今シーズンは、色鮮やかなコレクションが展開される予定です。皆さん楽しみにしていてくださいね。

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2008.11.25  |  FASHION
COLUMNIST

小濱勇人

伊勢丹 婦人チーフバイヤー

1995年伊勢丹に入社、解放区バイヤー・タグラインバイヤーを経て2008年に現職。ディレクション・バイイング業務の傍ら、さまざまなエキシビション・プロモーションを企画。過去には、「ヘルムート ニュートン バイ コムデギャルソン」「UK JACK,OK!」「ヴィジョネアーDECADES」「Caperino&Peperone」「DOVER STREET MARKET ISETAN」「アート コンビニエンス ストア」を手掛ける等、その手腕に注目が集まる。

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