2010.08.26
MILAN...PARIS...RESORT COLLECTION
(ちょっと時間がたってしまったのだが、せっかくなのでアップします。)
日本での仕事をちょいちょいっとこなしてミラノ・パリへ出発!
時差ボケも治らぬままの身体に鞭打って旅するプランはちょっと辛い。これだけがバイヤーという仕事の唯一辛いところである。歳をとってくると時差ボケが戻るのに、滞在日数分×2倍くらいかかるんですって。でもダライ・ラマは時差ボケしないんですって。飛行機内でも訪れる国の時刻に合わせて行動をすれば大丈夫なんですって。さすがダライ・ラマ。私にはとても真似できない。
さてミラノの滞在で今回とても楽しみにしていたのが、ここ、"Maison Moschino"。あのMoschinoのホテルというだけあって、キッチュで夢のような世界が広がる。ぬいぐるみの部屋やドレスの部屋など色々あるが、ぎりぎりで予約した私が今回泊まったのは、大人なゴールドの部屋。とはいっても天井もライトも鉢植えオブジェも部屋の何もかもが全部ゴールドなので、落ち着くような、落ち着かないような。だけど、何種類も異なったタイプのお部屋があるから、次はどんなお部屋に泊まれるかな?と楽しみになる。
2、3泊くらいの滞在にはおすすめ!長期はちょっと...かな?男性もメルヘンすぎるからキツいかな?
泊まっていなくても利用できるキッチュな内装のレストランや地下のCulti Spa、そして靴箱におさめられたデリが楽しめるBARもおすすめです。
Golden Heart Room
Thanks for this huge bouquet!!
Maison Moschino
Viale Monte Grappa 12 - 20124 Milano
Tel. +39 0229009858 - Fax. +39 0263793865
www.maisonmoschino.com
そんなMoschino。
お洋服も抜かりなくかわいかった。50年代風のヴィンテージでクラシカルなテイストをちょっぴりアクセントに取り入れたいと思っている今回のリゾートシーズン、まさにドンズバな感じのキッチュさとレトロさ。ミニマルな気分にもちろん浸りたいけど、遊びたい日にはこれでしょ、ということで、ファーストラインを初バイイング。
また、今回はインテリアブランドのカルテルとコラボしたラバーシューズがデビュー。雨の日に履きたい(横の空いてるとこから雨入ってきちゃうけどね)感じ。
ところで、ヨーロッパの街角で見かける美しい風景。
これだけは何度見てもため息が出てしまう。飽きるほど観た映画『ファッションが教えてくれること』"The September Issue"でも、Grace Coddingtonが語る、(映画では舞台はパリだけど)「車の移動中だって絶対目を閉じてはいけない。目に入るこれら美しいものすべてがヒントになる」的な言葉。まさにその通りであると思う。歴史的建造物の中に広がるヒストリカルな雰囲気やシンメトリーな美、太陽の加減など、そういったものすべてがクリエーションにつながるのね、と毎回思い知らされ、自らも吸収できればと願う。
さてさてバイイングも大満足で終了のミラノを一旦離れて、愛すべきパリへ上陸する。
ホテルへ到着してまず行うことは、お花の調達です。
でも花瓶がないので、取り急ぎコップに突っ込む。部屋を限りなく自分がくつろげる空間と香りに近づけることが、もっともリラックスした心で仕事ができる鍵です。好きな花と好きな本、そして美容ローラーはベッドサイドのテーブルに欠かせないアイテムであり、どの国へ行ってもこれはマスト。
パリのおすすめお花屋さんは2件。
Hotel Costesにあるバラオンリーの花屋さんは、色々なバラがよりどりみどり。日本では見たことも無いような繊細なヴィンテージカラーのローズも。恋人同士でパリを訪れた時に1輪だけプレゼントなんていうのもロマンティック。
Hotel Costes
239, rue Saint-Honore, 75001, Paris
もう1件はサン・ジェルマン・デ・プレにあるOdorantes。お花以外にもフレグランスやキャンドルなどもあって贈り物を探すにも最適。そして美しいディスプレイは見ているだけでため息が出るほど。ウェブサイトもきれい。
Odorantes
9, rue Madame, 75006 Paris
そんな感じで心に愛をプラスして、人の想像を超えたスーパーハードな肉体労働に励んでいる訳なのです。
柴田麻衣子
リステア マーチャンダイジング&バイイングディレクター
愛知県生まれ。愛知県立大学英文科卒業。リステアに入社し、2002年以降、バイヤーに。現在は同社のマーチャンダイジング&バイイングディレクターとして世界各地でバイイングを行う。