2011.02.22
2011-12秋冬NYコレクションと、ヴァンクリーフ&アーペル『SET IN STYLE』展。
皆さまこんにちは。いつもフィガロジャポンと、madameFIGARO.jpのご愛読、ありがとうございます。お久しぶりですが、新しい季節のニュースをレポートします。
冬のニューヨークへ行ってきました。極寒!大雪!マイナス16度!・・・・って、散々おどかされたけれど、ファッションウイーク後半の先週は意外に大丈夫でした。東京とさして変わらない普通の寒さ、そして快晴! ピキッと澄んだ空気が気持ちよく、すこーしずつだけど春に向かっている気配。
アッパーイーストにある、COOPER HEWITTというデザインのミュージアムをご存知でしょうか。先週からここで、パリのジュエリーメゾン、ヴァンクリーフ&アーペルの『SET IN STYLE』という展覧会が始まりました。
2月16日夜、そのプレヴューと館内の特設会場で開かれた"ヴェリー・ヴェリー・シック"なガラディナーへ。このミュージアムは、かつてカーネギー家が所有していたという、重厚で渋めなお屋敷です。
『SET IN STYLE』は、ヴァンクリーフ&アーペルのヴィンテージハイジュエリー約300数点を、6つのテーマに沿って集めた展覧会。メゾン独自の魔法のようなジュエリーセッティングの技術を象徴する作品や、グレース・ケリー、マレーネ・ディートリッヒといったセレブリティのために作られた作品など、貴重なものばかりが並ぶ、見応えたっぷり。ジュエリー好きにはもちろんですが、デザインやアート好きな方にもかなり魅力的な展覧会です。後のフィガロジャポン6月号で、もっともっとご紹介しますが、NYへ行かれる方ぜひいらしてみてください。
さてこの夜。会場に集ったゲストは、アメリカを中心に世界中から招待された、セレブリティやメゾンの顧客の淑女&紳士たち。どの方もイヴニングドレス、ブラックタイの正装、そして淑女たちの胸元や手元には、息をのむほど素晴らしいジュエリーが輝いていまして。なかには展示作品と変わらないようなピースをお召しの方も......。雑誌とか映像でしか見たことのないウルトラ・ハイソなNYがここに。それはそれは眩い夜なのでした。
ガラディナーの会場は、幻想の森のような内装演出。
スペシャルゲストには、デザイナーのジェイソン・ウーがキャロリン・マーフィーをエスコートして現れたり、女優のケイト・ブランシェットが大胆に背中の開いたドレスにヴァンクリーフ&アーペルの大きなネックレス姿で登場したり。帰り際に、クロークでコートを待っていたとき、前でお待ちだったケイトさまのお背中をじいーっと拝見しちゃいましたが、お見事な美しさ。とても気さくに周りの方々とおしゃべりしていて素敵だった!
ケイトの後姿。ショートヘアもカッコよかった。
NYコレクションを終えたばかりの人気者、ジェイソン・ウーにご挨拶。可愛らしい人です!
夢のような、興奮しきりの一夜でしたが、NYって本当にセレブリティやお金持ちが集まる街なんだなあ......と実感。ヴァンクリーフ&アーペルはNYセレブに絶大な人気があるそうです。そういえば翌日、5thアヴェニューにあるヴァンクリーフ&アーペルNY店をのぞいてみましたが、とても混んでいてびっくり。もちろん買いやすいお値段のものだってあるけれど、どう見ても只者ではないリッチなお客さまも多くて、NYらしくって楽しい体験でした。
そしてそして。
NYはファッションウイーク中。出張の間、編集Aと、NY在住の矢吹恭子さんとともにいくつかのショーを巡りました。早くも次の秋冬コレクション。力強いショーも多く、全般になかなか盛り上がっていました。
ディーゼルはカッコいいミキシングが印象的なコレクション。残念ながらマーク ジェイコブスは間に合わなかったけれど、マークbyマーク ジェイコブスのショーは行きました。レイト60s、70sの楽しい雰囲気だけど、大人っぽくて素敵だった。3.1フィリップ リムはぐんとクールにモード化した印象で、特に素材の使い方が面白かった。
マークbyのフィナーレ。いつもどおりモデルの数がスゴイ!
3.1フィリップ リム。ファーストルックにレザーで出てきたこのパンツが、今シーズンのキーアイテム。
マイケル コースは30周年という記念のショーで、集大成的でもあるけれどとってもモダンに見えました。leanerでlongerでleggy、つまりホッソリと背が高く見えるシルエットという打ち出しが魅力的。ショーを見たのは久々でしたが、やっぱり圧倒的にエレガントです。同じくラルフ ローレンも。「チャイナガール」をテーマに、フレッシュなエレガンス提案でした。黒いスーツの一連が素晴らしかった。
そして引き続き話題のホルストンのプレゼンテーション。
デレク・ラム×e bayのコラボプロジェクトも!
ゴメンなさい!今回あまりランウエイの写真は、撮れなかったのです。
でも、数ブランドしか見られませんでしたが、全般に元気のいいシーズンの予感。不景気の名残はもうまりなくて、さあ、新しいおしゃれを!という気運を感じました。ご報告したいニュースはまだまだありますが、今後のフィガロでゆっくりと。
引き続き秋冬コレクションのミニルポは、ミラノとパリからお届けの予定。
ではではまた!
フィガロジャポン編集長 N