2010.10.04
パリのカンゲキ Vol.2 10月3日(日)
みなさま、サヴァ?
秋深まるパリ。快晴の1日は心が洗われるほど気持ち良く、美しいです。何度も来ていても、あちこちへの移動中に息を呑むような風景が出現するのがパリの魔力なわけで、連日、大急ぎのショー巡りの狭間にも、たびたびやられます。
コレクション自体の報告はフィガロジャポン本誌のトレンド特集をお待ちいただくとして、ここでは私的な感想や事件ばかりですが、パリコレ中のカンゲキ日記の続きです。
カンゲキ#5
10月1日。ディオールのショーを目指してテュイルリー公園を歩き始めたら、突然何人ものスナップフォトグラファーがこちらに向かってダッシュ! 何、何?と思ったら、私たちのすぐ後ろにセレブらしき人が到着。あっという間にフォトグラファーに囲まれて、ものスゴイ人の山になり、その山は移動しながらどんどん増殖・・・・。こんな大騒ぎ、いったい誰? ・・・・・ケイト・モスでした! そりゃあ大騒ぎです。ようやくショー会場に入ってからの彼女を遠めに拝見。キラリとブロンドで小さくて素敵でした。ショーの後、多分ガリアーノを祝福するためにバックステージへと去って行きました。彼女はいまもやっぱり特別な存在ですね。もちろん殺気立ったフォトグラファーの山には近寄れず、私は写真は撮れなかったけど。翌日、コレクション速報誌のカバーを飾っていました。
そんなわけで、ケイトとともに見たディオールは、とてもカラフルでハッピーなコレクションでした。南国の気分!
カンゲキ#6
ランバンは今回も13区の巨大な会場にて。スーパーカッコ良かった! パワフルかつシック。モデル勢ぞろいのフィナーレは圧巻で会場は大喝采でした。アルベール・エルバスさま、今回もありがとう。
そのカンゲキも束の間、翌日の夜、左岸のホテル近くのレストランで遅い食事をしていたら、なんとそこへアルベールさまがご来店。再びカンゲキ! これだからパリって素敵です。去年日本でインタヴューしたとき、「ショーの後の僕は完全脱力状態になる」と語っていたけど、この夜はきっと達成感たっぷりだったのでは?? ハッピーそうなお姿でした。
カンゲキ#7
10月2日。朝一のジュンヤ ワタナベでピュアな気持ちになりました。欲しいものも発見!夕方、コム デ ギャルソンのショーの待ち時間に、隣の席で米『ヴォーグ』グレース・コディントンが、朝のジュンヤのことを話していて「So Pretty!」って言っているのが聞こえました。なんだかうれしい気持ちになりました。映画『ファッションが教えてくれたこと』を観て以来、グレースのファンなのです。密かにだけど。で、グレースの御隣席で観たギャルソンは、またもや刺激的でクリエイティブなショーでした。ほかにも今年20周年のツモリチサト、そしてタオ・コム デ ギャルソンと、日本人デザイナーが大活躍の1日。
ツモリチサト20周年のスイートなコレクション。
カンゲキ#8
結局ショー9本、展示会1本とすごく濃密な日。会場がすべて違うので、移動ばかりでとってもハードでした。そんな1日でちょっと面白かったのは、ゴルチエのショーのファーストルックのモデルが、ベス・ディットーだったこと。フィナーレにも登場してちょっと歌ってくれたけど、圧倒的にチャーミング。
まだまだパリの濃密な日は続きます。次回へ。
アビアントゥ!
編集長 N