2010.02.01
January,2010
2010年の幕開け!
と思っていたら、
すでに2010年の終わりにまで思いを馳せなければならない時がまたまたやってきてしまいました。
もちろん、お仕事のお話。
2010年秋冬の買付けが始まりました。
今年はイレギュラーに香港の展示会からスタート。
初の買付け目的の香港行き♪但し、2泊3日の弾丸出張です。一日半程度で大きなコンベンションセンターで開催される展示会を廻り、バイイングするという強行スケジュールを決行。
手前のモダンな建物がコンベンションセンター。香港島から半島を臨む景色。
湾外開発が進行中。商業施設がさらにできる予感。イケイケなムード満載。
これまで全く知らなかったのですが、おそらくレディトゥーウェアの展示会では世界で最も早い次シーズン秋冬の展示会だと思います。
初日から各国の関係者で賑わいを見せた展示会場入り口風景。
いろんな意味で刺激や衝撃が大きく、とりわけ昨今の話題であり、トレンドキーワードである'価格'について、またファッション文化の意義や役割について、四六時中深〜く考えさせられました。
そうそう、今回の滞在中、展示会場に併設されているグランドハイアットでドレス33のデザイナー、岩谷俊和氏をお見かけしました。パリやニューヨークのみならず、東京デザイナーが中国マーケットに紹介される機会も今後増えそう。そして、お仕事の合間をぬって現地ならではのお楽しみもコンパクトにも堪能しました。
香港ではお約束の飲茶やデザートで気分転換。
さて、その後3日程度東京で仕事をこなし、プレコレクションの買付けのためにパリへ。
この時期はちょうど春夏オートクチュールコレクションの発表と重なるタイミング。3月の華やかさマックスなパリコレクション時期とはちょっと趣きが違い、その空気はシックですが、意外と個人的には好きです。例えばデザイナーのアトリエでアートピース的作品をゆっくりと堪能させて頂けることも多く、先ほどの香港での体験とはまた違った角度でファッションの本質や意味を再考する時間を持てました。慌ただしい中でも生活や心を豊かにするファッションの力を改めて感じる有意義な1月となりました。
その1、ALEXIS MABILLE氏のオートクチュールコレクション。
ALEXIS MABILLE氏のショー風景。カラーブロッキングが印象的。クラシックとモダンの融合がテーマ?
アトリエで見た今回のコレクションのイメージボード。もちろんデザイナーご本人作です。
ALEXISさがマックスなスカート。一点ずつ手縫いされたリボンや手染めカラーは圧巻。
その2、ANNE VALERIE HASH のオートクチュールコレクション。
ジャケット、シャツ、パンツが縫い合わされた一体型デザインには脱帽。
ヴィンテージクローズのリメーク。完全な一点もの。ショーに登場した非売品の作品です。
今回のショーは'ニュープロジェクト'と説明を受けました。興味深いです。実際、ランバンやジャン=ポール・ゴルチエの作品などと融合して作られたピースがショーに多く登場しました。
その3、その他パリ滞在中に出会った胸キュンな風景。
Minuit Moins 7(クリスチャン・ルブタンのオフィシャル靴修理)のウインドーディスプレー。
Balenciagaのショールームでサーブされたティータイムプレート。
LADUREEのショーケースの中でひときわ気になったアイテム。
LANVIN本店のウィンドーディスプレー内ワンシーン。
笠原安代
アクアガール ディレクター
神戸大学教育学部(現・発達科学部)卒業後、大手百貨店入社。婦人服の販売職からスタートし、アシスタントバイヤーに。3年間のミラノ駐在所勤務を経て、ワールドへ。2000年9月よりアクアガール バイヤー。現在はディレクターという立場で商品買付けのみならず、商品開発、店舗デザインや販促・PRなど多岐にわたってブランドビジネス全般に深く関わる。