2009.12.25
やさいのダンス
パリは極寒です!
雪の降る中、Viktor Polsonという写真家のExpoに出かけたのですが、そこで面白い野菜のアニメを発見!
テーブルの上の小さな画面にしばし見とれていると、作者はすぐ側にいた、ミステリアスな雰囲気の若い女の子。
話を聞くと、アートスクールを出た一年くらい前から、世界中のフィルム・フェスティバルやコンペから、ひっぱりだこという・・・
Youlia Rainous さん
サンペテルブルグ生まれ、画家であるお父さまの影響で、早くからアートに目覚め、フランスに移ってから美術学校へ。そこで映像の勉強を始めたら、それが面白くなって、"野菜を使って遊ぶ"という独自の世界を創りだしたそう。
"Fouding or not Fouding" というテーマで、実験的な食材のアニメを作っている。
プレスキットの中には、食材の多様性・・・その姿やかたち、色、素材の質感の表現を探求・・・素材の自然な動きを活かして、即興的な・・・モダンで大胆、自由奔放で楽しい・・・
とあるけど、理屈抜きで、ただ見てるだけで楽しい!いいですね、こういう若くて才気あふれる人!
カラフルで活き活きとした野菜が踊ってる。
この日、もうひとつ面白かったのが、expoのテーマに合わせた野菜のアペロで、Marie Chemorin という料理クリエーターによるもの。
内容もデコレーションもオリジナルです。

(左)だしで煮た根菜のくし、メロンのナッツがけ(右)小瓶にはビーツのジュース、スプーンには、松の芽のゼリー
シブレットの芽、ビンの中は柿のクリーム
寒さが厳しいパリですが、新鮮な美しさに触れて、ほっとするひと時でした。
来年もきれいなもの、美味しいものに恵まれますように・・・みなさまも!
Viktor Polson
60. rue du fbg Poissonnière 75010 Paris
www.fraichattitude.com
expo は、2010年1月23日まで開催中
HARADA SACHIYO
料理クリエーター
自身のブランド「hoa*hoa」をはじめ、長い間、モードの仕事に携わる。2003年渡仏、料理学校でフランス料理のCAP(職業適性国家資格)を取得。ホテル・ムーリス、京料理店、寿司店での研修を経て、2006年より、日本料理教室、出張料理、レストランのコンサルタントなどの活動を展開。現在、料理本の出版準備中。パリ発のWEBマガジンchocolatmag内に「こども厨房へようこそ」連載中