2010.04.09
パリの住まい その2
2軒目の仮の棲家は、またVillage st-Paulの近く。
広い中庭の様々な木は、ちょうど芽が出始めたところで、
これから花が咲くのが楽しみです。
桜の木には、ピンクの蕾が
ああ、春が来た!若芽を見ると心が弾む。この庭の主Danielさんが、住み始めた32年前に植えたという藤の木。やがて、たくさんの花が全ての窓を覆う。
このマレ地区あたりは、昔の貴族のお屋敷街。
各階の住居の天井が高いので階段も長く、流れるようなデザインの手すりやバルコニーの鉄の装飾が実に優雅な佇まいです。
少し寂しげな部屋なので、あれこれと、模様替え。
ちょっと、ジョルジュ・サンド風? にしてみました。
ここは、すきま風が寒いので南仏風に。大きな窓から中庭の借景を楽しみましょう。
雨の日曜日。鬱々した気分になるので、またまたバスチーユのマルシェへ。
近所の友達にばったり、暫し立ち話。
そして、美味しいものを見ただけで、すぐにゴキゲン!
やっぱり、気分って裏切り者だわ。
ブルターニュ直送の貝屋さんは、いつも新鮮、手頃で美味しい。
季節によっては、アワビ、とこぶし、ウニなどがあります。
活イチョウガニ、ブルターニュ名産の活オマール、ムール貝をたくさん買って、
この夜は日本酒、コリアンダー、にんにくをたっぷり入れたパスタにしました。
オリーブ屋さんには、色々なフレーバーがあって楽しい。
今日は、ぷっくりしたバイオレットのオリーブ、セロリ、赤ピーマン、生のコリアンダー、乾燥コリアンダーシード、レモンの塩漬けでマリネしたものを買う。
春野菜が沢山出てきて、これからが楽しい季節。
友達が新居に訪ねて来たので、のんびりと日曜のブランチをいただく。
マルシェで人気の鶏肉屋さんのローストと新鮮野菜(たんぽぽ、アンディーヴ、トレヴィス、ラディッシュ)太陽を感じる南スペインのワインで幸せ!
もりっと食べて、元気出さなくっちゃ!!
この家の食器を活用しよう!小皿を見て、アペロのレシピーを考えています。
ああ・・・まだまだ当分、我が家には帰還できそうにないけれど・・・
美味しいものを食べて、この日々を楽しもう! つづく・・・
HARADA SACHIYO
料理クリエーター
自身のブランド「hoa*hoa」をはじめ、長い間、モードの仕事に携わる。2003年渡仏、料理学校でフランス料理のCAP(職業適性国家資格)を取得。ホテル・ムーリス、京料理店、寿司店での研修を経て、2006年より、日本料理教室、出張料理、レストランのコンサルタントなどの活動を展開。現在、料理本の出版準備中。パリ発のWEBマガジンchocolatmag内に「こども厨房へようこそ」連載中