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パリ ともだちのアトリエ その1

2010.06.30

パリ ともだちのアトリエ その1

仮住まいをしていた時の大家さんValérie とは、すっかり仲良しになり、
その後も交流が続いている。

先日、Assemblée Nationale(国民議会)のブティックで、チョコレートのジャンポール・エヴァンや他のアーティストと共に彼女の作品のお披露目のレセプションが開かれたのですが、私がお世話になっていた頃は、まさにその為の作品創りの最中。

アーティストにとっては、とても名誉なことです。
彼女のアトリエには、様々な試行錯誤の結果が置かれて、クリエーションの完成に向けて、じっくりと手をかけ集中している時期でした。

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アトリエに一歩足を入れた途端に甦ってきた・・・学生の頃に見た60年代のルーシー・リーのアトリエのモノクロ写真と随分前の草月会館でのExpoが。

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絶対的な静けさと孤独・・・もの言わぬ物が語り出す・・・ひとつひとつが映画のシーンのようです。この混沌としながら静謐な空間で毎日毎日、ろくろに向かう。小さな発見や驚き、喜びと苦悩・・・ひとり淡々と自分の分身をつくる。
しばらく佇んで、そんな事を感じました。

机の上には、彼女の興味あるもの、写真やメモ,文字、カタログ、スケッチなどのアイディアソースがたくさん・・・常に色々な思考が頭の中を駆け巡っているようです。

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話をしている時の彼女は、温かく好奇心いっぱいで快活そのもの「ああ!あなたに素敵なジャーナリストを紹介するわね!」と言った途端に電話に飛びつき「もしもし、ヴァレリーだけど・・・」と、思い立つとすぐに行動の人です。

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もの創りを重ねて・・・ルーシーのような枯れない美しさ、輝きをずっと放ち続ける・・・そんなヴァレリーの10年、20年後がありありと見えるようです。


ヴァレリーの作品、陶器やスカーフは、こちらで購入することができます。
La Boutique Assemblée National
7 , rue Aristide Briand 75007 Paris
boutique.assemblee-national.fr/


Valérie RAYMOND-STEMPOWSK
ヴァレリーの作品が紹介されているサイト
www.lesnouvellescoincidencesgalerie.com
www.via.fr/fr/listprod.asp?lcidd=366
www.via.fr/gb/biocreateur.asp?lcidd=366

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2010.06.30  |  GOURMET
COLUMNIST

HARADA SACHIYO

料理クリエーター

自身のブランド「hoa*hoa」をはじめ、長い間、モードの仕事に携わる。2003年渡仏、料理学校でフランス料理のCAP(職業適性国家資格)を取得。ホテル・ムーリス、京料理店、寿司店での研修を経て、2006年より、日本料理教室、出張料理、レストランのコンサルタントなどの活動を展開。現在、料理本の出版準備中。パリ発のWEBマガジンchocolatmag内に「こども厨房へようこそ」連載中

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