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知る人ぞ知る味な店「ブルー・ドラゴン」。

2009.02.10

知る人ぞ知る味な店「ブルー・ドラゴン」。

 今夜は、久々のエスニック。テレ朝通り沿いにあるアジアごはんの店「ブルー・ドラゴン」で夕食をとる。ここは旧知の仲であるリンちゃんこと辻倫子さんと料理好きの元キャビンアテンダント降旗美奈子さんが10年前に開いたお店。文字通り、2人の手作りの味を楽しめる。

moriwakiCIMG0516.JPG 辻倫子さんと降旗美奈子さん。深夜までご苦労様です。

 深夜2時過ぎまでの営業とあって、夜更けともなれば、近隣の料理人の姿もチラホラ・・・。知る人ぞ知る味な店である。

 何といっても、元フードライターで大の喰いしん坊でもあるリンちゃんと料理好きな降旗さんのコンビなのだから、まずいはずがない。エスニックゆえ、独特の香草、香辛料の香りが苦手な向きにはおすすめできないが、香草大好き!! な方なら、きっと気に入ってもらえると思う。少なくとも、化学調味料にまみれていないアジア料理というだけでも貴重な存在だ。

 なんていいつつ、実は1年近く(ン? それ以上か・・・)ご無沙汰していたので、メニューがガラッと変わり、グッと豊富になっているのに、まず目を見張らされた。

17moriwakiCIMG0510.JPG


 知らない料理がいっぱいで、思わず目移りしてしまう。「インドネシアの料理が増えたでしょ」ニコニコしながらリンちゃんが言う通り、自家製サンバル(インドネシアのチリソース)を添えた"豆腐の天ぷら"やインドネシアの和えサラダ"ラワール"と食べる"お魚のフランパン焼"など、いつのまにかインドネシア色が強くなっている。

 おすすめに従い、この"お魚(当日は鯵)のフライパン焼"と"肉骨茶"、それに春雨好きの私は"イカと挽肉の春雨サラダ"も追加。更に"豚耳とコリアンダーの煮凍り"を、コラーゲンの誘惑に勝てず注文。中国茶をすすりつつ待っていると、なんとP編集部のK譲が来店。あまりに偶然の、それも久々の出会いに、双方"ワアッ!!"と思わず歓声! そのまま2人で食事をしながら旧交を温めることになった。

17moriwakiCIMG0508.JPG 豚耳とコリアンダーの煮凍り

 一品目は"豚耳とコリアンダーの煮凍り"。プルプルに固まっている煮凍りは、豚耳を煮込んだスープをそのまま冷やし固めたもの。ナムプラーで味をつけてある。豚耳のコリコリと煮凍りのプルッ、トロッの食感がなかなか楽しい。テリーヌ状に固めて、ちょっぴりフレンチスタイルに仕上げているところが、ここならではのセンスだ。続いて登場のイカと春雨のサラダは、ヤムウンセンのアレンジ風。辛くないのでこの方が万人向きかも。香草もたっぷりで嬉しい! 

17moriwakiCIMG0514.JPG お魚のフライパン焼。この日の魚は鯵。

 "お魚のフライパン焼"は、両面パリッとソテーした鯵をほぐして、添えてあるラワールと一緒に食べるのがインドネシアルタイルなのだそうだ。サンバルであえたラワールは、ちょっぴりピリ辛でエキゾチックな香りがする。鯵とサラダを一緒に食べてね。と言われたのに、気がつくと別々に食べている。これって、日本人の習性かも...?

17moriwakiCIMG0515.JPG とっても体に良い肉骨茶。

 "肉骨茶"は、別名パクテー。スペアリブを当帰、クコ、当参、陳皮など数種の漢方葉と共に煮込んだスープで、じんわりと身体にしみいるような優しい味。お腹の中からポカポカしてきそうだ。「婦人病にもいいし、胃腸も丈夫になるンだって」そうリンちゃんが教えてくれた。

 最後はスープかけごはんでフィニッシュ。K嬢とも話が弾み、気が付けば午前0時をとっくにまわっておりました。

Blue Dragon
東京都港区元麻布 3-2-20 田中ビル1F
☏ 03-3478-8287
定休日/日
営業時間/18:30~翌3:30(Food L.O. 2:30)(Drink L.O. 3:00)
http://asianfoodbar-bluedragon.com

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2009.02.10  |  GOURMET
COLUMNIST

森脇慶子

フードジャーナリスト

「dancyu」をはじめ、数々の雑誌やメディアのグルメシーンで活躍する、フードライターの草分け的存在。取材はもちろん、プライベートでもひたすら食べ歩きに邁進。その小柄な体からは想像できないほど強靭な胃袋の持ち主。「東京最高のレストラン」の採点者を務めるなど、その舌に絶大な支持を集める。

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