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20回目となったメキシコ訪問、選んだホテルはスタイリッシュな都会派。「CONDESA df(コンデッサ・df)」メキシコシティ/メキシコ

2011.12.15

20回目となったメキシコ訪問、
選んだホテルはスタイリッシュな都会派。
「CONDESA df(コンデッサ・df)」メキシコシティ/メキシコ

 ヴェラクルス通りに面するホテル「コンデッサ・df」は、巨大都市の中でキラリと光る存在に成長しました。オープンは2005年1月。創業以来、大きな看板も出さずにひっそりと営業しています。ホテル周辺は高級住宅やメキシコらしい古い建物が残る地区で、町並みに溶け込んだホテルは、ホテルと気付かれるまでに時間がかかったそうですが、1度泊まったゲスト達の多くは、私のようにリピーターとなってまた泊まりに来るといいます。実は、私も今回で三度目の滞在となりました。

sekine111213_a.jpg(左)ホテルの外観とホテルのシンボル・カー。(右)ホテル前に置かれたゲスト専用の貸し自転車。

このホテルは「グルーポ・アビタ」によって経営され、メキシコシティには他に3軒、地方にも数軒のホテルを運営しています。今年の初めに、この連載コラムでご紹介した「ラ・プリフィカドーラ」(プエブラ市)もこの会社の経営、また、2012年早々には、米国NYの高級な地区チェルシーにもホテルをオープンするのが決まっているのです。勢いのあるグループは、現在、デザインホテルズのメンバーホテルとなっています。

sekine111213_b.jpg(左)レセプション・エリアにあるラウンジ。(右)ライブラリィ兼ミーティングルーム。

「コンデッサ・df」の建築デザイナーは、メキシコ出身のルイス・イチュルベ・インヘニエロ氏。彼は、ホテルのインテリアがスタイリッシュなだけではなく、色遣いから家具選択まで、メキシコのモダニズムを余すところ無く表現しています。そのコンセプトは「ミニマリズム&コンテンポラリィ」と掲げていますが、斬新なモダニズムの中には1930年代~50年代を思わせる少々クラシカルなメキシコも感じられ、そんな案外落ち着いた感性に、年齢の高いゲスト空も支持を受けているのでしょう。もともと建物自体は1920年代に建てられた「パリ・スタイル」建築だったこともあり、残されたビルがエレガントな雰囲気を薫らせるホテルであるのも頷けます。

sekine111213_e.jpg(左)それぞれにレイアウトが少しづつ異なる客室。(右)客室内。

 ホテルの小さなレセプションを入ると、その奥には全館吹き抜けのレストランがあります。天井から陽射しの入る明るいレストランは、夜になるとバー・ラウンジの用途もあり、オールデイダイニングとして宿泊以外の人々にも人気です。驚きは、このレストランのメニューに、「Yakisoba」「Udon」「Yakitori」等が並んでいたことでした。聞けば料理長は日本人が担当し、ホテルグループ全体のメニューも考案しているとのこと。ルーフトップのテラス「オープンエア・ラウンジ」では、片隅に「Smart Sushi Bar」が作られ、巻き寿司や変わり寿司、オリジナルの'コンデッサ・ロール'などが振る舞われていました。さすがにメキシコだけあり上等のテキーラが数多く揃い、とっておきのマルガリータも楽しめます。数年前に泊まった際に、ホテルで飼われたばかりだった子供の黒いラブラドールのホテル犬は、すでに青年犬となって、多くのゲストに愛されていました。(K.S)

sekine111213_c.jpg(左)吹き抜けのレストラン、インターナショナル・キュイジーヌを提供。日本料理(風)メニューもあり。(右)同じくレストランの風景。オールデイダイニングでカフェとしても人気。

sekine111213_d.jpg(左)手作りのモチモチパンは焼き立てを出してくれる。(右)屋上テラスはラウンジ兼レストラン。

CONDESA df
(コンデッサ・df)

Avenida Veracruz, 102, Colonia Condesa
Mexico D.F, 06700 Mexico
Tel:(52-55)5241-2600 Fax:(52-55) 5241-2640
www.CONDESAdf.com
料金:(室料)US$.200~535.50、
施設:レストラン、ライブラリィ、スパ、ルーフトップテラス、
ショップ、バー、ジャグジー、
日本での問い合わせ先:直接現地、又はURLから。
トールフリー:Japan (KDDI) 001 800 37 46 83 57(デザインホテルズ予約)
アクセス:ベニートフアレス国際空港から車で約40分。


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2011.12.15  |  TRAVEL
COLUMNIST

せきねきょうこ

ホテルジャーナリスト

フランス留学後、スイスの山岳リゾート地で観光案内所に勤務中、 4ツ星ホテル住まいを経験。94年から世界のパイプを武器に ジャーナリズムの世界へ。ホテルの「環境問題、癒し、もてなし」 の3つをテーマに取材。スクープインタビューも積極的に行なう。 著書多数。近著に「ザ・スパ、ようこそ癒しの世界へ」(07年、 集英社刊)、「メキシコ~デザインホテルの旅」(08年9月ダイアモンド社刊)。

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