2010.09.03
エキゾチックなリバークルーズは
インドシナに漂う植民地時代の香り
「La Margritt(ラ・マルグリット号)」 メコン川クルーズ/ベトナム
メコン川に浮かぶ「ラ・マルグリット号」
目が覚めると違う街に着いている、本当に贅沢な旅なのです。今回は、かつて仏映画「ラマン」でも知られたフランス人女流作家、マルグリット・デュラスが少女時代を生きた舞台のクルーズでした。
乗船するゲスト。これから数日間は一緒に過ごす旅をする
(左)船内の美しい階段(右)アンティークで統一されたキャビン内のインテリア
(左)総チーク造りのクラシカルなキャビンは、植民地時代を彷彿とさせる(右)スウィートキャビンのバスルーム
「ラ・マルグリット号」は、2009年秋に巨大なサイクロン被害で破損していましたが、現在は以前よりも豪華に、そしてラグジュアリィな客船としてリニューアルされています。1930年代をイメージして造られたこの船は全長71.6m、客室となるキャビン数は46室あります。チーク材で造られた内装は温かで懐かしい雰囲気が漂い、キャビン内の家具や調度品もアンティークや、当時の面影を残すデザインに統一されています。滞在した上層階のキャビンには可愛らしいバルコニーもありました。 | ![]() (上)トップデッキのプール(下)広いテラスが快適なワンベッドルームヴィラの内観 |
(左)毎日違う美味しい料理が出されるレストランとバー(右)夕食の用意に忙しいシェフとスタッフ
(左)日のあけやらぬ早朝、朝もやにうっすらと見えてくるメコン川の景色(右)毎日、こうしたボートに乗り換えて違う街に上陸する
(左)旅のハイライト・デュラスの愛人の実家を訪ねる(右)かつての愛人宅は現在博物館になり、マルグリット・デュラスの写真も飾られている
La Margritt
(ラ・マルグリット号)2009年秋にリニューアルし、グランドオープン。 インドシナのメコン川、トレン川を、ベトナムのホーチミン からカンボジアのシェムリアップまで7泊8日でクルーズ。
仏人作家マルグリット・デュラスに因んだ船名。 世界的ベストセラー「ラマン(愛人)」の舞台、サーデックに寄港。
総キャビン数:46/全長:71.6m
施設:レストラン、ラウンジ・バー、オープンデッキ
(パノラミック・ラウンジ)、プール、マッサージルーム、
ショップ、他
★船旅に関する日本での連絡先
株式会社オーシャンドリーム tel:042-773-4037
せきねきょうこ
ホテルジャーナリスト
フランス留学後、スイスの山岳リゾート地で観光案内所に勤務中、 4ツ星ホテル住まいを経験。94年から世界のパイプを武器に ジャーナリズムの世界へ。ホテルの「環境問題、癒し、もてなし」 の3つをテーマに取材。スクープインタビューも積極的に行なう。 著書多数。近著に「ザ・スパ、ようこそ癒しの世界へ」(07年、 集英社刊)、「メキシコ~デザインホテルの旅」(08年9月ダイアモンド社刊)。
